移譲と協力
みなさま、こんにちは。
2022年も引き続き管理部長を兼務していました、粕谷です。夏の間、石垣島でサボっているんでしょ?と思われてますが、この場を借りてはっきり言わせて下さい。サボってません。
今年は数字的にはあまり振るわなかったのですが個人からチームへの進化を感じる一年でした。毎年恒例の一言で表すと「権限移譲とみなさんの協力」に尽きます。
さて2022年度を振り返っていきたいと思います。五箱は12期目の第3四半期が終わります。(11年と4分の3が終了します)
今年は少し売上が減少してます。昨対売上73%と、進捗は遅め。既存のお客様の事業方針の転換があり10期目に比べて2/3程度で推移してます。ただ、新規でお問合わせをいただき新しく取引に至った企業様が多くて全体の顧客数では過去最高になっており売上も戻ってきています。短期的には売上減少ですが、足元も改善傾向が見られます。それらを踏まえて2022年の動きを以下に記していきますね。
権限委譲進む
もう取り組み始めて3年目になりますかね。ほぼすべて現場の意思決定を役職者含めてメンバーが実行できるようになってきました。
具体的には案件の受注可否、現場担当者の配置配属、チーム内の個々の役割、仕入先の選定、顧客とのリレーションシップなど。現場に関する意思決定はほぼ事業部内で方針を決定し実行していけるようになってきてます。チームとして大きな転換期だったと思いますし社内のメンバーは意識しながらよく行動してくれました。
会社の理念でもある「顧客の期待を考えて、その期待を超えていく」を昨年以上に実行できたと思ってます。現に既存のお客様のミーティングにたまに出席させてもらうのですが間接的に「よくやってくれているよ」との声をもらうことが増えたな、と。こういうのをお聞きできると、ほんと冥利に尽きますね。
協力してくれた方たち
実は昨年から今期の売上減はある程度見通してました。ですので諸々想定内ではあったのですが、現実的には即断で先回りして動いてきました。リモートワークであまり活用出来てなかったオフィスを1フロア解約したり必要ないと判断したコストの削減を実行したり。
また売上についても既存の取引先、先輩、同期、後輩の繋がりある人たちに「ウェブでの集客で困っている方がいたらいつでも声かけてね!」とチーム全体で伝え回ったところ、本当にたくさんのお客様をご紹介いただけました。
上記、具体的にオフィス解約については、ビル管理会社との連携含めスムースに進められたのも株式会社JADEのみなさまのおかげです。大変感謝してます、本当にありがとうございました。案件については親身になって話を聞いてくれた株式会社WAKUWAKUの亀川さん、中平さん、投資先の支援で相談をくれたベンチャーキャピタルのみなさん。また転職されて新しい職場で再度のお声掛けいただいた担当者のみなさま方、数え切れない人たちが五箱に声を掛けてくれました、本当にありがとうございます。
ということで、来年2023年は
まず、見込み管理から請求発行まですべての社内データを一括で管理するデータベース及びシステムとオペレーションの構築を進めています。これが稼働すると、重複している業務等をなくせて業務効率を格段に上げれます。業務上、労働集客的な部分も多いですから、これらの間接工数や重複作業を省くことでより時間を顧客へ使えるようになると思います。結構、大規模なプロジェクトなのですがやりきりたいと思います。また今後この全社業務システムの構想から運用開始までのプロセス、実稼働してどうだったか?をブログ等で発信しようと思ってます。我々と同じ規模感の企業で同様の課題を持っている方たちの参考になればいいなと思います。
事業側では新規案件の継続的な接点作りが課題なので模索しながら進めてみようかなと。今まではご紹介ばかりだったのですがまだ少しだけ相談をお受けする余裕があるので、五箱らしさを維持しながらアライアンスや体系化を検討していければと。五箱の事業にご興味あればいつでも粕谷までお声掛け下さい!
今期は数字的には若干の踊り場感もありますが、内部的には本当に良い成長が見て取れる年でした。筋トレと一緒!「権限移譲とみなさんの協力」を経て来年は今年以上にメンバーと共に「顧客の期待を超えて」いけるように事業を推進してまいります。
それではみなさま、良いお年をお迎え下さい。2023年も株式会社五箱をよろしくお願い致します。
拝