リスティング広告とは、検索連動型とも呼ばれるインターネット広告の一種です。GoogleやYahoo!の検索結果画面に表示されるものが代表的でしょう。
ユーザーが検索したキーワードに応じて広告を表示できることから、ターゲットを絞りやすく高い集客力や収益につなげやすいのがメリットです。
ただし、リスティング広告で設定するキーワードには、NGとされるものも多く、注意していないと広告が削除されることもあります。
今回の記事では、NGキーワードについて詳しく解説しますので、広告掲載をお考えの方はあらかじめ確認しておきましょう。
【基本】リスティング広告のNGキーワードとは
自社製品やサービスをネット検索で上位表示させるためには、リスティング広告は有効な手段です。費用を支払うことで、自社のサイトを指定したキーワードで上位に表示させることが可能です。
費用は、サイトをクリックした段階で発生します。オークション形式で表示順位が決定される仕組みで、表示枠の獲得者のうちより多くのコストを支払うことでトップに掲載されるようになっています。
ただし、すべてのキーワードがリスティング広告で適用されるわけではありません。キーワードの中には、出稿が不適切として禁止されているものがあります。
具体的なNGキーワードについては次項で解説します。
リスティング広告のキーワードの選び方については、以下の記事をご参考ください。
内部リンク:№5_リスティング キーワード
【注意】リスティング広告のNGルール4つ
広告を出すためには、正しく規定のルールに従う必要があり、違反した場合は審査を通過できずに掲載できなくなります。
正しいキーワードを選定するためにも、禁止事項についてあらかじめ確認しておきましょう。
指定NGキーワードの使用
リスティング広告を出稿する際は、NGキーワードについて確認しておかなければなりません。
リスティングが一部許可されているタイプであっても、各プログラムによって独自にNGキーワードが設定されているケースが多いため、注意が必要です。
また、複数のキーワードの組み合わせに、認められていない単語などが部分的に含まれている場合も、原則入札禁止です。
ルールに違反した際は、仮に入札ができたとしても広告が削除されます。
公式サイトと間違われる表現
リスティング広告は、ユーザーが公式サイトと間違うような書き方や、紛らわしい表現などをしてはいけません。
・「◯◯(公式サイト)公認の〜」
・「◯◯(公式サイト)で安全が証明された〜」
・「公式サイトはこちらから」
などの文言は控えましょう。広告を介して直接公式サイトへ遷移するものも禁止です。
また、広告文だけではなく、URLに関しても勘違いするような表現や単語が使用されていないかチェックしましょう。
本当はアピールしたい内容が公式サイトに関連するものであったとしても、ユーザーにその旨が伝わらないように工夫する必要があります。
著作権の侵害
そもそも、法的に問題があるキーワードの場合は、リスティング広告のルール以前の問題です。
特に該当しやすいものが著作権の侵害で、GoogleやYahoo!も法律違反がないように慎重なチェックを行いますので、基本的に問題のあるキーワードを設定していると審査に通過しません。
仮に審査を通過して広告が表示されると、権利者からの指摘によってトラブルになることも考えられます。
キーワードを設定する際は、誰かの著作権を侵害していないか注意しながら決めてください。
会社名・商標名の使用
会社名や商標登録されているものは、NGキーワードに指定されていない場合であっても使用は禁止です。
入札を行ったとしても、該当した固有名詞であることが発覚した際に、報酬の取り消しや提携が解除になる可能性があります。
また、自身が紹介したいと考えた広告主だけではなく、競合他社やその商品に関する名称をキーワードに設定することも、迷惑行為とみなされる場合があるため禁止です。
会社や商標が含まれていなければ問題ありませんので、キーワード選定時に判断が難しい場合には、固有名詞を使わないようにしましょう。
リスティングNG広告
そもそも、プログラムの詳細にて「リスティングNG」と定められているものは、リスティング広告の出稿ができません。
もしも禁止プログラムでリスティング広告を行った場合は、キーワードの条件など無関係に、広告で発生した報酬がすべて無効となりますので、あらかじめしっかりと確認しておいてください。
【対策】NGキーワードを避けて効果の高い広告を運用する3つの方法
NGキーワードがある場合でも、注意点が守られていればリスティング広告を出稿できます。ここからは、キーワード設定を行う際のポイントについて解説しましょう。
1.購買意欲の高いユーザーを狙うなら
商品名そのものは、先ほど説明したように使用できませんが、商品のジャンルをキーワードとして使用することは可能です。
そこで、固有名詞をジャンルに言い換えて、購入を促す文言を入れることで対策が行えます。
例えば、「◯◯(商品名) 購入」などは禁止ですが、「ダイエットサプリ 購入」や「ダイエットサプリ ネットショッピング」などのキーワードは設定可能です。
ちなみに今回の例に使用したキーワードの組み合わせは、比較的購買意欲が高い人に対する設定で、表示させることができれば利益につながる可能性も高いでしょう。
2.比較・検討中のユーザーを狙うなら
キーワードの設定内容はターゲットによっても変化します。
ユーザーの中には、先ほどのように購買意欲が高い人だけではなく、まだ買うかは分からないが悩んでいる人や、どのような商品があるのか調べたい人もいるでしょう。効果や費用を比較するために、調べることも多いです。
そこで、まだ検討中のターゲットに対しては「ダイエットサプリ おすすめ」や「ダイエットサプリ 効果」など検索されやすいような文言を組み合わせることで、ユーザーに合わせた広告運用をねらいます。
購入を検討している人が多いため、紹介内容や商品が魅力的であれば販売に成功する可能性も高いです。
3.情報収集中のユーザーを狙うなら
具体的な商品やサービスだけではなく、悩みを解決する手段について検索するユーザーも多いです。自身のニーズはまだ理解できていないものの、多くの情報から、役立つアイデアを得ようとしている段階です。
そこで、検索されそうな悩みについて、照準を合わせたキーワードを設定することで広告の表示率を上げることもできます。
ダイエットに関連した内容であれば、「ウエスト 痩せ方」や「二重あご 解消」などのキーワードが考えられるでしょう。
このような検索方法をするユーザーは、深刻な悩みを抱えており、早く解決したいと考えています。訴求しやすく、検索から商品やサービスの購入につながる可能性も高いです。
まとめ
リスティング広告は、正しく運用することで高い集客力が期待でき、信頼の獲得にもつながるなど、広告運用で得られるメリットは多いです。
ただし、今回紹介してきたように、NGキーワードや著作権の侵害など、注意点も多くありますので、利用する際は細心の注意を払わなければなりません。
また、効果的な広告運用を実現するためには、最適な広告文やキーワードの選定など、豊富なノウハウも必要になるでしょう。