キーワード選定はどうやる?コツやツールについて

「サイトのアクセス数が増えない」「SEO対策においての最適なキーワード選定方法がわからない」などのお悩みを持つ方は多いことでしょう。

良質なコンテンツを持つサイトであっても、キーワードの選定が正しくないと検索してもヒットせず、アクセスにつながりません。

今回は、最適なキーワードの選定方法、注意すべき点を順を追ってご紹介いたします。

キーワード選定をする前に理解しておくべき4つのこと

まず、キーワードを選定する前にしっかりと理解しておくことを以下にまとめました。

ビッグワード、スモールワードについて

・ビッグワード

検索ボリュームが大きいキーワードを指します。一般的には月間検索ボリュームが10,000以上のキーワードが対象です。

ビッグワードで上位表示に成功すれば、多くの人にアクセスしてもらえます。一方でライバルも多いため、競合サイトに打ち勝つための施策を行わなければならず、ワード選定を誤ると非効率的になることも多いです。

・スモールワード

月間検索ボリュームが1,000以下のキーワードに対して使います。スモールワードは複数のキーワードから成る複合キーワードとして使用するのが一般的です。

サイトの目的を明確にしておく

ECサイトに例えると、1番の目的はサイトでの売り上げを伸ばすことです。

例えば、整髪料が欲しいと思いECサイトを検索する場合、検索エンジンで「整髪料」や「整髪料 男性」などと検索し、上位に出てくるサイトからアクセスしていくのが一般的です。

そのため、サイトの目的を明確にして、自然検索からサイトへの流入数が増えるようにキーワードを選定する必要があります。

ターゲットは?ペルソナ設定について

ペルソナとは、「理想の顧客像」です。

実在する人間に限りなく近い架空の存在を設定し、ターゲットとする顧客の特徴をまとめておきます。

「もっとも理想的な顧客像」を明確にすることで、どのようなコンテンツを発信すればいいのかわかるようになります。

氏名・年齢・出身地・職業・趣味・使用しているSNSなど、詳細に決めておくことがポイントです。

ユーザーが検索する言葉について

そのキーワードで検索するユーザーが知りたいことはなにか?をしっかりと把握しておくことも必要です。

Googleは、ユーザーにとって価値の高いコンテンツを評価することを公言しています。ユーザーが何をしたくて何を求めているかをイメージし、キーワードを選び、コンテンツの作成に活用する必要があります。

キーワード選定の具体的な手順・やり方

次にキーワード選定の具体的な手順と方法を詳しく説明いたします。

①メインのキーワードを決める

まずは、コンテンツの軸となるメインキーワードを決定します。

メインキーワードは、「サイトにとって重要かつ関連性が最も高いキーワード」とし、これを決めることにより、作成すべきコンテンツの方向づけができるようになります。

まずは検索ボリュームが大きく、シンプルな単語をメインキーワードにするのが一般的です。

②メインのキーワードに関連するキーワードを抽出する

メインキーワードを決定したら、そのキーワードを起点に関連するキーワードを選定します。

以下の情報をもとに、最適と思われるキーワードをピックアップします。

・サジェストキーワード

Googleの検索窓にキーワードを入力した際に表示される「候補キーワード」のことを指します。

・関連キーワード

メインキーワードに関連するキーワードを、後述するGoogleキーワードプランナーなどのツールを使って抽出します。

・サイトの流入キーワード

自然検索でユーザーがサイトに流入する際に、実際に検索されているキーワードのことを指します。これを確認することで、サイト流入者のニーズがイメージできます。

流入キーワードの抽出は、後述するサーチコンソールで行うことができます。

・SNSなどを活用

SNSでの発言の検索や口コミのチェックなどを行い、ニーズを見つけるといった方法もあります。

③キーワードをグループ化し、どんなニーズがあるか検討する

これまでの作業でメインキーワードと関連キーワードを、ある程度の量ピックアップしておき、そのキーワードをグルーピングします。

グルーピングとはピックアップしたキーワードを、ニーズの特徴や属性ごとに分類する作業です。

検索するキーワードが違っても、ユーザーのニーズは同じであるケースは多く、そのような場合Googleが検索結果として出すコンテンツも類似する傾向にあります。

そこでピックアップしたキーワードの検索結果を確認しながら、同一のニーズが多そうなものをグループ化し、分類していきます。

グルーピングができたら、抽出されたニーズの中から作成するコンテンツで満たしたいものを検討し、キーワードも絞り込みます。

ニーズの違いによって、コンテンツの制作・ブラッシュアップ方法も大きく変わってくるので、大切な作業です。

この際に、絞り込んだものが成果を見込めるキーワード(購入が成果地点・コンバージョンである場合、「価格」や「評判」など購入に直結するキーワード)であるかをチェックしておくことも重要です。

④検索ボリュームをチェックする

これまでのステップで選定するキーワードがある程度絞れてきたら、検索ボリュームの確認を行います。

その際にはキーワードプランナーなどのツールを使用します。

ビッグワード・スモールワードの長所・短所を考慮しつつ、キーワードの特徴をしっかりと押さえ、サイトを上位に表示できそうなものを吟味します。

⑤対策するグループ、キーワードを決める

ここまでのステップを適切に踏み、既存のページとの関連性、サイトの将来的な拡張性などを踏まえ、実際に作成するコンテンツのキーワードを決定します。

グループ化した際のニーズを再度確認しつつ、選定したキーワードが、「ユーザーのニーズとしっかりと一致しているか」「狙ったとおりのユーザーに刺さっているか」などをコンテンツの表示順位・成果を見ながら定期的にチェックし、コンテンツのブラッシュアップ、場合によってはキーワードの再選定・コンテンツの改修を行い、最適な施策を実行します。

キーワード選定する際に便利なツール

キーワードプランナー

Googleが提供するキーワード候補や予想検索数を取得できるツールです。

AdWords出稿時のキーワード選定や見積算出に使われるツールですが、SEO対策における対策キーワードの選定や検索市場の把握にも利用できます。

主要な機能の多くは無料で使用できますが、検索ボリュームを具体的な数値で知りたい際などは有料版に切り替える必要があります。

Ahrefs(エイチレフス)

シンガポールとウクライナの会社が共同で提供しているSEO分析や被リンクを調査するツールです。

URLやドメインを入力し、指定したサイトに張られているリンクの数や、ドメインごとのリンク数といった情報の獲得ができます。

Ahrefsは基本的に有料のサービスであり、99$/月から使用できます。

サーチコンソール

Googleが提供している分析ツールの一つです。Google検索キーワードの表示回数・順位の推移や、サイトが抱えている問題点などの確認ができるので、サイトの改善に役立ちます。

無料で使用でき、顧客や見込み顧客のニーズを発掘するのに最適なツールです。

正しい方法でキーワードを選定し、効果的なSEO対策・コンテンツ制作を実現しよう

以上、SEO対策・コンテンツ制作における正しいキーワードを選択する方法・手順を紹介いたしました。

まずサイトが持つ目的をしっかりと理解することから始まり、正しい手順を踏み、選別したキーワードに沿って新たなコンテンツを制作することがなにより重要です。

成果に導くには、その後の動向もしっかりとチェックし、ブラッシュアップ、キーワードの見直しや改修など、ケースに応じたアクションで対応することも大切です。

最適なキーワード選定・コンテンツの制作を行い、品質が高くユーザーが満足する自サイトを構築して、PV数やコンバージョンの上昇を目指しましょう。