SNS広告は精度の高いターゲティングが可能となるSNS広告ですが、ほかの広告と比べてどれくらいの費用対効果が得られるのか、気になる方もいるでしょう。
今回は、SNSの広告の特徴やメリットデメリット、費用対効果を最大化する運用のポイントを4つご紹介します。
まずはSNS広告について知ろう!
SNS広告とはどのような広告か、また主要なSNSの特徴や広告費用の目安について見ていきましょう。
SNS広告の特徴
SNS広告とは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスのプラットフォーム上に配信する広告のことをいいます。ユーザーの情報に応じた画像や動画形式など、さまざまな種類の広告を配信できることが特徴です。
SNS広告を出稿する際には、まずSNSごとの特徴やユーザー層を理解する必要があります。また、SNSごとの広告の種類や費用目安についても知っておきましょう。
SNSの種類ごとの特徴
国内でユーザーが多いSNSは、Twitter、Instagram、Facebook、LINEの4つです。自社のターゲットに応じた広告出稿を行うため、まずそれぞれの特徴やユーザー層を知っておきましょう。
【Twitter】
140字以内のテキストを主体とした匿名性の高いSNSで、トレンド性が高くリアルタイムの情報収集や情報拡散に向いています。ユーザー層は若年層が多く10~50代と、年齢・性別を問わず利用されています。
【Instagram】
写真や短い動画投稿をメインとしたSNSです。ユーザー層は10代~30代の女性が中心ですが、40代以上や男性の利用者も増えつつあります。ほかのSNSと比べ拡散力はありませんが、ブランディングに効果的なSNSです。宣伝色を排除したい場合にも向いています。
【Facebook】
海外で主流の実名登録制のSNSで、日本での主なユーザー層は30代以上の社会人です。リアルの人間関係を中心としたつながりで、ビジネス利用の割合も高い傾向が見られます。そのため、拡散される情報の正確性がほかのSNSと比べて高いことが特徴です。
【LINE】
コミュニケーションツールとして主に利用されているSNSです。ユーザー層の年齢・性別は幅広く、利用者数は8,900万人あまりと国内最大です。インターネットを積極的に利用していなくても、LINEだけは利用しているという層も少なくありません。
SNS広告にかかる費用
SNS広告は、出稿先や広告の種類によって費用が異なります。いずれもオークション形式で、予算に応じた広告配信が可能です。
【Twitter】
情報が流れるタイムラインやおすすめユーザー、トレンドなどに広告が掲載されます。インプレッション、動画・プレロール再生、クリックなどさまざまなアクションごとにレートが設定されていることが特徴です。
費用の目安は、インプレッションは1,000回につき400円~650円、動画再生1回で5~20円、1クリックで24円~200円、1エンゲージメントで40~100円、1フォローで40~100円、アプリインストール1回で100~50円などとなっています。
【Instagram】
タイムラインに相当する「フィード」をはじめ、「ストーリーズ」や「発見タブ」、「リール」などに広告を配信できます。Instagramも、ユーザーのアクションに応じて課金されます。費用の目安は1クリックで40円~100円、動画再生1回で4円~7円、アプリインストール1回で100~250円程度です。
表示回数が1,000回を超えると、500~1,000円程度のインプレッション課金が加わります。
【Facebook】
Facebook広告は、主にフィードや広告枠に表示され、クリックやインプレッションによる課金になります。費用の目安は、クリックで100円~200円、インプレッションは1,000回につき200円~800円程度です。
【LINE】
LINE広告はタイムラインのほか、「トークリスト」内や「ウォレット」、「ラインニュース」などに配信されます。そのほかにも広告配信画面があり、その数全8種類と、ほかのSNSよりも多いのも特徴です。
ライン広告の課金方式も、主にクリックとインプレッションですが、ラインには友だち追加による課金もあります。
費用の目安は1クリック20円~200円程度、インプレッションは1,000回につき500円程度、友だち追加で100円~400円程度ですが、広告ジャンルによって変わります。
SNS広告のメリットとデメリット
SNS広告を効果的に運用するには、ほかの広告と比べてどのようなメリットおよびデメリットがあるのかも知っておくことが重要です。
メリット
SNS広告のメリットは、ターゲットを細かく設定できることです。SNSにはさまざまな情報を登録するうえ、興味や嗜好についての情報もあるため、潜在層にもアプローチできます。SNSならではの拡散性の高さもメリットといえるでしょう。
また、SNS広告は予算に応じた配信ができるため、低予算でも運用できます。効果を確認しながらアプローチやターゲットを柔軟に変えられる点も強みです。
デメリット
SNS広告のデメリットは、SNSを使わない層にはアプローチできないことです。何らかのSNSを利用している人の割合は高いものの、まったく利用していない人もいますし、すべての利用者がアクティブユーザーというわけでもありません。広告のターゲットは、普段からよくSNSを利用している人に限られます。
また、細かなターゲティングが可能な反面、対象設定によっては効果検証に時間を要する点もデメリットです。ペルソナ設定が誤っていると、効果が見られるまで時間も費用もかかってしまいます。
そして、SNSは拡散性が高いゆえ、誤った運用を行うと炎上リスクがあります。適切でない広告や批判を浴びる可能性のある広告を配信してしまうと、企業イメージにも大きな打撃となります。運用には十分な注意が必要です。
SNS広告で費用対効果を最大化させて運用する方法4つ
SNS広告は運用次第で大きな効果を得られます。費用対効果を最大化させるための運用ポイントは以下の4つです。
1.商品やサービスに合ったSNSを選ぶ
SNSのユーザー層はそれぞれ異なりますので、広告を出稿する際には商品やサービスの利用者層に合ったSNSを選ぶことが重要です。
たとえば、視覚的な魅力の高い美容やファッション分野なら女性の利用者が多いInstagram、BtoB商材ならビジネス利用者の多いFacebookのように、商材との相性を考えてプラットフォームを選択しましょう。
2.ターゲットを絞り込む
SNSはユーザー年代や性別が登録されており、趣味嗜好の情報も投稿から判断できるため、広告で詳細なターゲティングが可能です。潜在層はもちろん、顕在層にピンポイントでアプローチすることもできます。
ただし、あまりターゲットを絞り込みすぎると、クリック単価が上がり、予算からアプローチできる対象も少なくなってしまうので注意しましょう。
3.フリークエンシー設定をする
フリークエンシー設定とは、同じユーザーに対する広告配信頻度をコントロールするものです。ユーザーに何度も広告を配信し過ぎてしまうと、嫌悪感を抱かれてしまうリスクがあります。適切な頻度となるように設定しましょう。
4.PDCAサイクルを回す
SNS広告はターゲットが細かく設定できるため、ターゲットと広告がマッチすれば大きな費用をかけずとも高い効果が得られます。
綿密にターゲット設定を行って広告を配信したあとは、SNSユーザーの反応を分析し、広告の効果を測定・評価しましょう。そして、検証後は効果の低い広告を停止したり、出稿タイミングを変更したりして、改善につなげていくことが大切です。
まとめ
SNS広告は、細かくターゲティングが可能で少額からの広告出稿が可能です。各SNSの特徴やユーザー層をよく理解した上で、自社に応じた層へアプローチできる広告を配信しましょう。また、広告配信後は効果分析を欠かさず運用することで最大の費用対効果が得られます。