Googleショッピング広告の特徴は?運用やメリットについて解説

Googleショッピング広告とは?

Googleショッピング広告とは、Google検索の検索結果画面に表示される広告のことを指します。

ユーザーが検索したキーワードに関連する商品の広告が自動的に選択されるのが特徴で、検索結果画面の、

すべてタブの上部
画像タブの一部
ショッピングタブの一部

に、商品画像・商品名・価格・送料などの情報が表示されます。

広告の表示順位は、ユーザーが検索したキーワードとの関連性が重視され、加えて広告の入札単価によって決定されます。

クリック課金型が採用されているため、広告主は広告のクリック数に応じて費用を支払う形式です。

向いているカテゴリとは?

Googleショッピング広告は幅広い商品カテゴリで利用可能です。

画像で商品を訴求できるため、その特徴を活かし、特に「アパレル」や「インテリア」など、視覚的に商品の魅力を伝えるべきカテゴリでは大きな効果を発揮できることでしょう。

掲載が禁止されている商品は?

一方で、以下に該当する商品は広告の掲載が禁止されています。

● 偽造品
● 危険度が高いと判断される商品
● 何らかの不正行為に繋がる商品
● 不適切と判断されるコンテンツ
● ショッピング広告の掲載対象外と判断されるコンテンツ

また、以下の商品に関しては広告掲載に制限があります。

● 成人向けコンテンツ
● アルコール飲料
● 著作権で保護されたコンテンツ
● ギャンブル関連のコンテンツ
● ヘルスケア関連コンテンツ
● 政治に関するコンテンツ

詳しくは、Google Merchant Center(マーチャントセンター)のヘルプに記載されているので、確認してみましょう。

Googleショッピング広告のメリット

検索結果画面占有率が大きいこと、非常に目立つ広告であることから、Googleショッピング広告の利用は主に以下のメリットが考えられます。

無料で始められる

Googleショッピング広告には無料掲載枠があります。

後述するデータフィードをGoogle Merchant Center(Google マーチャントセンター)に登録して、設定画面で無料掲載を有効にすれば、無料で広告が選択され掲載してくれます。

無料広告の掲載枠は、日本では2022年8月現在、Google検索結果のショッピングタブでの表示に限られますが、既に海外ではGoogle検索・Google画像検索・Googleマップ・Googleレンズなどにも無料掲載枠が用意されており、今後は日本でも掲載枠の拡大が期待されています。

顕在層へのリーチに最適

Googleショッピング広告の特徴の一つに、特定のキーワードで商品を探している顧客にしっかりとリーチできる点が挙げられます。

ユーザーは広告をクリックした時点である程度購入の意欲を持っているケースが多く、すなわち購買意欲の高い顕在層に訴求できるのです。

従って、クリック後のコンバージョン率は他の広告よりも高い傾向があります。

クリックされやすい

“すべて” タブの広告枠は自然検索の結果よりも上に表示されます。

検索結果画面を開いたユーザーは必ずGoogleショッピング広告を目にすることになり、クリックされやすい理由に繋がります。

また有料の広告枠の場合、画像付きで検索結果の上部に表示してくれるので、他の検索広告より目立ちやすいのもポイントです。

Googleショッピング広告の機能

Googleショッピング広告は、無料版と有料版で当然機能も異なります。

無料版でできること

無料版の場合、Google広告のアカウントを作成した後、データフィードを作成してGoogle Merchant Centerに登録しておけば、広告が無料で掲載されますが、あくまでランダムで選択された場合のみです。

有料版に拡張するとできること

有料版を利用すれば、入札単価や広告対象商品など、広告の配信条件を細かく設定することができるようになります。

例えば、優先的に表示したい商品の場合、入札単価、もしくは1日の予算を高く設定することで、広告の表示回数を増やすことができます。

無料版を利用する際の注意点

無料版の場合、広告主が入札単価や広告予算を設定しなくても広告を自動的に選んで表示してくれますが、掲載される広告の種類や掲載期間を広告主側で設定することは不可能です。

しっかりと詳細を決めた上で広告を表示させたい場合は、有料版に拡張して利用しましょう。

また、広告の表示場所も、有料版の表示枠と比べると目立たない場所になります。

Googleショッピング広告の始め方

Googleショッピング広告の設定から配信までを、3つのステップに分けて簡単に解説します。

Google広告アカウントを作成&Google Merchant Centerへ登録

まずはGoogle広告用のアカウントを用意し、Google Merchant Centerへ登録します。

データフィードを作成

Google Merchant Centerに商品情報を連携するために、広告に掲載したい商品のデータ
フィードを、仕様に沿って作成しましょう。

掲載項目には、

● 商品ID
● タイトル(商品名)
● ディスクリプション(商品説明)
● 画像のURL
● ランディングページ(ECサイト)のURL

などの商品の基本情報から、価格・在庫状況・商品カテゴリなどの設定も必要です。

また、Googleショッピング広告では、「キーワード」を表示させたい広告ごとに設定することはできないため、データフィードのタイトル(商品名)・プロダクトタイプ(商品カテゴリ)・ディスクリプション(商品説明)に適切なキーワードを盛り込み、狙ったキーワードで広告を表示できるよう努力する必要があります。

Google マーチャントセンターにフィードを連携

最後に作成したデータフィードをGoogle Merchant Centerに連携し、広告のキャンペーン設定を行います。

キャンペーンの設定項目としては主に以下のものが挙げられます。

● キャンペーン名称
● 宣伝する商品を取り扱っているGoogle Merchant Centerアカウント
● 商品の販売先・出荷先の国
● 商品フィルタ(広告掲載対象となる商品の条件)
● 入札単価(キャンペーンで使用する入札方法)
● 1日の予算(キャンペーンの予算)

データフィード作成を効率化する方法

Googleショッピング広告の運用で壁にぶつかりやすいものとして、データフィードの作成と運用が挙げられます。

データフィードとは、特定のルールに則って整理・構造化されたデータ群のことです。

まずは、広告を出し分ける対象や宣伝する商品情報について整理したデータフィードを作成し、このフィードを広告文に設定することで、ルールに応じて広告文が動的に変化し、表示されます。

取扱商品数が多いECサイトなどの場合、商品の追加や在庫数の更新などが膨大な量になるため、その業務に忙殺される懸念がありますが、データフィードの作成や更新を自動化するツールを活用すれば、業務を効率化することができるのです。

例えば、

● ECサイトの商品マスタデータから最新の在庫情報をデータフィードに自動反映させるツール

● ECサイトの商品ページをクロールし、その結果をデータフィードに反映させるツール

などを上手に取り入れると良いでしょう。

また、他の広告で使っているデータフィードをGoogleショッピング広告に転用することも可能です。

まとめ

Googleショッピング広告は、リスティング広告や自然検索よりも上に表示されるため、他の広告メニューよりも購買に直結しやすいメリットがあります。

ある程度購入の意欲を持っている顕在層に商品を訴求したい場合にはぴったりな手段です。

商品情報の更新などをフィード管理ツールに頼るなど、フィードの管理を効率よくしっかりと行えば、必ずやその効果の高さを実感できることでしょう。