「PPC広告」の魅力は、広告費の安さ、それに伴った費用対効果の高さが挙げられます。
しかし、運用に際しては、専門的な知識とノウハウが求められます。
しっかりと成果を出すには、PPC広告の運用を代理店に依頼するのも有効な手段です。
今回は、PPC広告を代理店に運用代行する際のメリット・デメリット、ポイントなどについて解説いたします。
PPC広告とは?
そもそもPPC(Pay Per Click)広告とは、クリックされるごとに料金が発生する、「クリック課金制」の広告のことを指します。
PPC広告は、広告が画面に表示されているだけでは料金は発生しません。
広告がユーザーにクリックされた際に、はじめて料金が発生するシステムです。
したがって、コストを抑えられることが大きなメリットとして挙げられます。
PPC広告は多くの場合、商品・サービスを適切なターゲットへ販売することを目的とします。
すなわち、PPC広告から商品を紹介するランディングページなどのサイトへと誘導し、商品を販売することをコンバージョンとすることが一般的です。
ユーザーが商品に興味を持ち、広告をクリックした時に初めて料金が発生するシステムであることから、多くのユーザーを適切にサイトまで誘導して商品がスムーズに売れた場合、高い費用対効果が期待できます。
PPC広告の費用相場
PPC広告の広告費は「クリック単価 × クリック数」で決められます。
クリック単価は、「広告を表示するキーワード」、「広告の表示サイズ」などによって変動しますが、専門的な知識に基づいて適切に設定すれば、1クリック数十円で出稿できる場合もあります。
しかし競争率が高いキーワードで出稿したい場合は、1クリックで500円など高額になることもあるので注意しておきましょう。
また、PPC広告と一口に言っても、「SNS広告」、「リスティング広告」など、さまざまな媒体があります。
その種類によっても単価は変わりますので、頭に入れておきましょう。
PPC広告を運用代行してもらう際の費用は?
PPC広告の運用代行手数料は、おおよそ広告費の20%とされるのが通常です。
例えば、月の広告費に100万円かかった場合、「広告費+代行会社への手数料20%=120万円」が、広告運用を外注した際にかかる一か月の費用となります。
サービスの提供を申し込んだ際に、初期費用が必要になる運用代行会社もありますので、申し込む前にしっかりと確認しておきましょう。
また、広告運用における箇所を限定して、低価格で運用代行を行ってくれる会社もあります。
その場合、代行してくれる範囲外の運用は自社で行わなくてはいけませんが、多くの予算が割けない場合、そういったサービスを利用するのも賢い手段と言えるでしょう。
PPC広告の運用を外注するにあたって、平均的な費用及び、代行してもらえるおおよその範囲は、以下の通りです。
初期費用(約5万円)
● アカウントの作成
● キーワードの選定
● 広告文の作成
運用手数料(広告費の20%程度)
● 入札
● キーワード単価の調整
● 広告文の最適化(A/Bテストなど)
● PDCAによる運用の最適化
● キーワードの調整
● レポート作成
PPC広告の運用代行を依頼するメリット
社内のリソースを割かないで良い
社内のリソースを割かないで済むようになるのは、PPC広告を外注する際の大きなメリットです。
PPC広告を運用する際は、Webマーケティングに関してなど、あらゆる知識を必要とします。
キーワード単価・クリック数の分析、最適化などは、効果的な広告運用を行う際に欠かせません。
社内に広告運用の担当者を置くのも一つの方法ですが、規模が大きくない企業の場合、社内の貴重なリソースを広告運用に使ってしまうと、企業運営に支障をきたすことも考えられます。
ppc広告の運用代行を代理店に依頼すれば、社内のリソースを割かずに済むため、スムーズな企業運営が実現されるはずです。
適切な分析をしてもらえる
広告の効果分析を適切な方法で行ってもらえるのも、運用代行を依頼するメリットの一つです。
PPC広告を適切に運用するにあたって、クリック率などの数字をもとにした分析は、避けて通ることはできません。
しかし、専門的な知識・ノウハウを十分に蓄えた上で分析を行わないと、期待した成果を出すのはなかなか難しいはずです。
PPC広告の運用代行ができる代理店は、的確かつスピーディーに、業種に合わせた分析を行ってくれます。
自社で広告運用を行っているが、なかなか結果に繋がらない・行き詰まりを感じる、などの悩みを抱えている場合は、外注に切り替えるのも良い選択と言えます。
あらゆる広告媒体を運用してもらえる
一口にPPC広告と言っても、SNS広告・リスティング広告など媒体は多岐に渡ります。
それぞれ効果的な運用は異なるため、あらゆる媒体で広告を出稿したい場合、自社で全てを運用しようとしても、なかなか難しいケースもあるはずです。
そのような際に広告運用を外注すれば、媒体別に効果的な運用を行ってくれます。
あらゆる媒体を運用したいが、自社でのリソースや知識が不足する場合、運用代行先の代理店が心強い味方になってくれることでしょう。
PPC広告の運用を外注するデメリット
社内に広告運用の知識・ノウハウを備蓄できない場合がある
PPC広告の運用代行を依頼した場合、代理店に任せきりになってしまうことも多く、社内に広告運用のノウハウを備蓄できない可能性があります。
ある程度、知識やノウハウを備蓄しておきたい場合は、運用のすべてを代理店に任せるのではなく、運用代行の範囲が限定されている低価格なプランを利用するのがおすすめです。
そのようなサービスを利用した場合、当然サポートの範囲外は、自社で運用せざるを得ません。
運用におけるトライアンドエラーを繰り返して行くうちに、社内に知識やノウハウがたまっていくはずです。
長期的にPPC広告の運用を考えている場合、自社内でWebマーケティングの知識を十分に身につけておいて損はないでしょう。
コストがかかる
先述した通り、広告運用を外注すれば、広告費用の20%程度が手数料としてかかってしまいます。
運用代行を代理店に依頼すれば、最大限の効果を期待できることは確かですが、それはあくまで「期待」であり、100%成果が約束されるというわけではありません。
すなわち、割いた予算と見合った成果がでないケースも念頭において置く必要があるのです。
広告運用を始める前には、必ず適切な予算を設定し、外注する際もその範囲で収まるプランを選ぶようにしましょう。
PPC広告の代理店を選ぶポイント
PPC広告の運用代理店を選択するにあたって、「ともに歩んで事業の成長を望んでくれるか」という部分は最も重視するべきポイントと言って過言ではありません。
ビジネスパートナーとして、商品・サービスの拡散や目先の売上だけでなく、企業の成長に前向きに携わってくれるかは非常に重要です。
したがって、代理店を選ぶ際には、以下を条件として設定すると良いでしょう。
● 運用担当者との話し合いを高い頻度で行えるか
● 的確な戦略をともに考えてくれるか
● 分かりやすい分析レポートを作成してくれるか
● コンバージョンやCPAなど多くの項目を評価してくれるか
運用代行を依頼する際には、WEBサイトをチェックすることはもちろん、サービスの内容について実際に問い合わせるなどして、慎重に代理店を選ぶべきです。
まとめ
以上、ppc広告の運用を外注する際における、費用相場や代理店選びのポイントについて解説いたしました。
WEB広告の運用において悩みを抱えている企業も少なくないはずです。
今回の記事がそのような方の参考になれば幸いです。