バナー広告の料金の基本|制作費用、掲載費用や運用費用まで

世代を問わずスマホでインターネットを利用するユーザーが多い現代では、短時間で興味を持ってもらいやすいバナー広告も、積極的に活用していきたい手法のひとつです。しかし初めてバナー広告の出稿を検討している方の多くが、費用相場が分からず、計画を立てにくいと悩んでいるのではないでしょうか。

ここでは、バナー広告にかかる料金の種類や相場について紹介します。自社で製作する場合と他社に外注する場合の違いについても触れているため、ぜひ参考にしてみてください。

バナー広告にかかる料金は?

バナー広告は、リスティング広告などと違い、文字のみで出稿できるものではありません。掲載するためのバナー画像を用意したり、掲載先を用途に合わせて厳選したりする必要があります。

バナー広告の出稿を考えるとき、主に考えるべき料金は以下の3種類です。

  • 制作費用
  • 掲載費用
  • 運用代行費用

ここでは、各料金の詳細を解説します。

制作費用

バナー広告を掲載するためには、使用するバナー画像を制作しなくてはなりません。自社にデザイン部門がある場合は制作を依頼できますが、難しい場合は外注を検討しましょう。

外注でバナー広告用の画像を制作する場合、主に以下の項目で費用が発生します。

  • 素材費
  • デザイン費
  • 修正費

あくまで基本的な項目のため、依頼先によって多少の差があります。修正費ひとつとっても、1回までなら無料、ラフ段階なら何回でも無料など、外注先によってさまざまです。ある程度の回数を定額料金で提示しているところもあるため、料金項目はこまかな条件も確認しましょう。

バナーのサイズやファイル形式などによっても料金は異なります。たとえば動かない画像のみのバナーと動くGIFアニメを使用したバナーでは、同じ素材やサイズであっても料金が大きく異なることがあります。

バナー画像の制作は10,000円前後が相場ですが、有名デザイナーに依頼する場合やクオリティの高いものを希望する場合は、相場よりも費用がかかりやすくなることを見込んでおいたほうが良いでしょう。また、使用する素材が有料素材であれば、別途素材代が必要です。

掲載費用

バナー広告を掲載するためには、各媒体が提示する掲載費用も支払う必要があります。媒体や掲載方法によって相場は数万円~数十万円、数百万円と大きく異なるのが特徴です。

媒体は一般的なポータルサイトのほか、企業や団体が用意した広告枠などが挙げられます。掲載したい媒体や枠を選んで出稿できるため、表示させたい場所で効果的にPRできるのがバナー広告のメリットです。

媒体によってはバナー広告を表示するターゲットを地域や性別、年代によって限定できる場合もあり、より効果的なPRにつながります。

運用代行費用

バナー広告の出稿にあたり、効果的に運用できるか不安だという方も多いでしょう。しかし必ずしも広告運用を自社で行う必要はありません。

運用代行サービスを提供している他社に依頼すれば、専門知識がなくとも効果的な広告運用が可能です。もちろん、運用代行を利用する以上は費用が発生しますが、自社で1から人材を育てつつ運用を行うよりも高い効果が期待できます。

納得できるバナー広告料金かを見極めるためには?

バナー広告の制作を他社へ外注する場合、相場を知らなければ適正価格かどうかの判断が難しくなります。しかし安さを重視し過ぎるとクオリティも落ち、場合によってはPRしたい商品・サービスのブランドイメージを下げる事態になりかねません。

適正価格でバナー広告の制作を依頼するためには、さまざまな視点から制作会社を評価し、見極めることが重要です。

依頼先の選定

納得できる料金でバナー広告を制作してもらうために、まずは依頼先の選定を行います。制作会社を選ぶときに注目すべきポイントは、以下の2点です。

1.バナー広告の制作実績

バナー広告の制作を依頼するときは、きちんと実績のある会社を選びましょう。多くの制作会社では、過去の実績をホームページに掲載しています。簡易的に取引先企業名や案件数のみを掲載している場合もありますが、中には具体的に制作したバナー広告の画像を掲載しているところもあるため、必ず確認しましょう。

クオリティはもちろん、自社が制作したいバナー広告のイメージに近いものを多く制作しているかどうかも重要です。たとえば文字の多いバナー広告を得意とするか、イラストを強調したバナー画像を主に制作しているかで、仕上がりは大きく異なります。

2.依頼できる範囲

提示された料金でどこまでの作業を請け負ってくれるのか、細部まで確認しましょう。修正費込みの場合は、どの段階までの修正依頼なら無料なのか、何回までなら修正対応してくれるのか、事前に確認しておくとトラブル回避につながります。

修正無料だからと何度も修正を依頼していると上限回数を超え、途中から別途料金が発生することがあります。

また、想定していた作業がすべて含まれているとは限りません。バナーに入れるコピー(テキスト)の案は自社で出すのか、料金内に含まれているのかなど、提示された料金で依頼できる範囲をあらかじめ把握しておくことが重要です。

費用を抑えたいなら

少しでも費用を抑えたいなら、条件つきでディスカウントしてくれる制作会社も検討しましょう。バナー広告制作を依頼できる会社の中には、条件によって費用を抑えられるところがあります。

費用を抑えられる可能性につながるポイントは、以下のとおりです。

1.素材を用意しておく

バナー広告に使用する画像などの素材を、あらかじめ自社で用意しておくと安く済む場合があります。制作会社の中には、素材の購入代金や撮影費などが含まれており、自社で用意した素材を持ち込むと料金を見直してくれるところも少なくありません。

デザインに盛り込みたい商品画像など、自社で用意できる素材がないか検討してみましょう。

2.長期的な契約をする

今回かぎりの単発仕事のみを依頼するのではなく、長期的な契約で依頼するほうが安くなることがあります。長期的な契約のほうが、制作会社としても安定して仕事を得られるため、ディスカウントしやすくなります。

シーズンごとに打ち出す予定がある広告など、長期的に依頼できる案件なら、積極的に交渉を試してみても良いでしょう。

3.大量発注を行う

長期的な仕事と同じく、大量発注も価格を見直しやすい依頼方法です。1件のバナー広告を依頼するのではなく、複数件のバナー広告を同時に発注して、価格交渉を行いましょう。

制作会社側からすると、たとえ単発でも大口の注文は逃したくない案件です。先に複数件分の大量発注であることを伝えたうえで価格交渉を行うと、制作会社も応じやすくなります。

4.制作から運用まですべて任せる

制作会社の中には、広告運用までをすべて請け負っているところもあります。広告バナーの制作のみを依頼するよりも、運用までをセットで依頼したほうが安くなる傾向にあるため、運用会社を決める前に交渉してはいかがでしょうか。

バナー広告制作の段階から自社の意図を汲んでくれる分、より的確な運用やコンサルを行ってくれるメリットもあります。

料金をかけてでもバナー広告を外注するメリット

当然ながら、バナー広告を外注すると上記のように費用や打ち合わせの時間が必要となります。予算や時間を割いてバナー広告を外注するメリットは、以下の4つです。

  • クオリティの高いバナーが完成する
  • 短期間で制作できる
  • 自社に専門的な人員を必要としない
  • 第三者の意見を参考にできる

専門の制作会社に依頼することで、クオリティの高いバナー広告を出稿できます。自社で人材を1から育てるよりも短期間で制作できるうえ、専門知識のある人材を新たに雇い入れる必要もありません。

また、実績の多い制作会社なら、豊富な経験をもとに効果的なバナー広告のデザインをアドバイスしてくれます。運用方法も一貫して相談できる会社なら、より自社の希望に寄り添ったバナー広告を制作・運用してくれるでしょう。

まとめ

バナー広告の料金は、バナー画像の制作費だけではなく掲載する媒体費や運用費も視野に入れて計画する必要があります。バナー制作の外注には多少の費用がかかるものの、自社のリソースを割く必要がないうえ、専門的な人材を新たに雇い入れる手間を省くことが可能です。