リスティング広告は、検索エンジンの検索結果上に広告を掲載できる広告手法です。特定のキーワードを検索したユーザーに広告を表示できるため、効果を実感しやすい反面、広告文をおろそかにすると期待した結果を得られない可能性もあります。
そこでこの記事では、リスティング広告で結果を得られる広告文の作り方を解説していきます。広告文に書くべき内容も紹介しますので、何を書いたら良いかわからないと悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
リスティング広告文の作り方7つのポイント
リスティング広告の広告文は、以下のポイントに気をつけて作成していきます。
1.ユーザーの検索理由を考える
まず、広告文はユーザーが求めている内容になっていることが重要です。広告配信側が伝えたい内容とユーザーが知りたい情報が一致していないケースはよくあります。
ユーザーは、検索によって解決したい問題や悩みがあり、答えを探しています。そのため、広告文を作成する際はユーザーの検索理由を一番に考える必要があります。
たとえば「産後 ダイエット 簡単」というキーワードで検索するユーザーは、簡単にできる産後のダイエット方法を探していると考えられます。
この場合は、広告文に「簡単ダイエット」「食事制限なし」などのフレーズを入れると良いでしょう。ユーザーの検索理由に即した文言を含めることで、ユーザーの関心を得られる広告を作ることができます。
2.見出しにキーワードを含める
のちほど詳しく解説しますが、リスティング広告の広告文は、見出し、説明文、パスなどで構成されています。
広告文の中でユーザーの目に一番目に止まりやすいのは、文字が大きい見出し部分です。説明文やパスは文字が小さいため、文章が読まれにくい傾向があります。
そのため広告文を作る際は、見出し部分を重視する必要があります。見出し部分にキーワードを含めることで、ユーザーの目に止まりやすくなり、クリック率を高められるでしょう。
また、見出しを読まれやすくするためには、視覚的な読みやすさも重要です。漢字、ひらがな、カタカナのバランスを意識しましょう。漢字が多すぎると硬い印象になり、ひらがなやカタカナが多すぎると読みづらい文章になります。全体のバランスを見ながら見出しを考えることが大切です。
そのほか、「特典」や「限定」の表現も訴求効果が高いです。とくに新規顧客の獲得を目指す場合は、付加価値をつけることで他社との差別化を図れます。
3.具体的な数字を提示
リスティング広告は限られた文字数の中で、広告する商品やサービスをアピールしなければなりません。
そのため、ランディングページの内容から商品やサービスの魅力をピックアップして、広告文に含める必要があるのです。
たとえば、低価格が強みなら価格、割引率が高ければ割引率といったように、具体的な数字を広告文に提示しましょう。
具体的な数字を広告文に提示することでアピール力が強化され、問い合わせや購入率を増やせるはずです。
4.訴求内容の重複をなくす
ユーザーに強く訴求したい内容でも、何度もアピールすると逆効果になる場合があります。そのため、広告文では見出しと説明文の内容が重複しないように気をつけることが大切です。
たとえば、見出しで「簡単ダイエット」という文言を使い、説明文にも「簡単にダイエットできる」と書かれてあると、特別感がないうえに、信用できない印象になってしまいます。同じフレーズや内容は避けるようにしましょう。
また重複だけでなく、見出しと説明文の内容を入れ替えた方が良い場合もあります。
作成した広告文はそのまま配信するのではなく、重複をチェックしたり内容を入れ替えてみたりするなど、訴求効果を得られそうな方法を模索しましょう。
5.信頼される内容にする
他社との差別化を図るためには、信頼感を与えられる内容を含めるようにしましょう。
たとえば「公式」「正規代理店」などのフレーズを入れることで、ユーザーが安心して申し込みや購入画面に進めるようになります。
また、お客様アンケートや口コミサイトの評価を掲載することもひとつの手です。商品やサービスの信頼感を高められるだけでなく、有益な情報を配信している広告として、広告の品質スコアも向上できるでしょう。
6.ランディングページと内容との整合性
広告文の訴求内容に興味をもってクリックしたのに、ランディングページに広告文にあった訴求内容が書かれていなかったとしたら、ユーザーは離脱してしまいます。
広告文を作る際は、ランディングページの情報との相違がないように気をつけましょう。広告文に掲載する情報が最新のものである場合は、ランディングページの情報を更新する必要があります。
ランディングページの効果的な運用方法については、以下の記事で紹介しています。ぜひご参考ください。
7.競合の広告を確認
リスティング広告は他社の広告と並んで掲載されているため、ユーザーはそれぞれの広告内容を比較しながら購入する商品やサービスを選ぶものと考えましょう。
もし自社の広告がほかの広告と同じような訴求内容なら、ユーザーに選ばれる確率は低くなります。そのため、ユーザーに選んでもらうために、競合の広告を分析して差別化を図る必要があります。
もし同じような訴求内容であれば、違う切り口を考えたり、自社だけの強みを盛り込んだりしましょう。
競合の広告を確認することは、自社の広告に足りない要素を発見するきっかけにもなります。自社の広告をより良く改善していくために、さまざまな広告を参考にすると良いでしょう。
リスティング広告文はどのように掲載される?構成も解説
リスティング広告は、インターネット上でどのように掲載されるのでしょうか。ここでは、リスティング広告の掲載のされ方について見ていきましょう。
リスティング広告文の「掲載位置」
リスティング広告の掲載位置は、キーワードの検索結果画面において「上部」と「下部」のふたつのスペースにわけられます。
どちらも左上に「広告」と記載されるため、通常の検索結果と区別できるようになっています。
リスティング広告文の「構成」
広告文は以下の要素から構成されています。
広告見出し/タイトル
広告文の一番上に青い字で表示されるのが広告見出し(タイトル)です。Google広告では広告見出し、Yahoo!広告ではタイトルとよばれています。
広告見出しは半角30字まで設定でき、最大で3つまで表示されます。
説明文
広告見出しやURLの下に表示される文章が説明文になります。
パス/ディレクトリ
URLの語尾に表示されるテキストをパス(ディレクトリ)といいます。Google広告ではパス、Yahoo!広告ではディレクトリとよばれています。
リスティング広告文の「文字数・個数」
Google広告の説明文は、Yahoo!広告より半角10字(全角5字)ほど多く設定可能です。
それぞれの規格ごとに広告文を作り変えるのが手間であれば、説明文が少ないYahoo!広告に合わせた広告文を作っておくことをおすすめします。
まとめ
リスティング広告の成果を出すためには、ユーザーの検索理由を考え、自社の強みを盛り込んだ広告文を作成することが重要です。また、信頼性を高めるための工夫も訴求効果を高めるひとつの手です。
内容だけでなく視覚的な読みやすさも意識しましょう。見出し文は特に注力しつつ、文章のバランスに気を付けながら作成すると良いでしょう。