記事LPとは?通常のLPとの違いと作り方のポイントを解説

LPを作って運用していても、思うように客層が広がらなかったり、CV(コンバージョン)につながらなかったりと、さまざまな問題にぶつかります。そこでおすすめの解決策が、通常のLPだけではなく「記事LP」を活用することです。

この記事では、「記事LPとはそもそも何であるか」という基礎的なところから、活用方法やユーザーに対して効果的な書き方のポイントを解説します。

記事LP(ランディングページ)とは?通常のLPとの違い

まず、通常のLPと記事LPそれぞれの違いを理解しましょう。ここでは記事LPの定義や、通常のLPとの違いを紹介します。

記事LPの定義

記事LPは、画像や動画をふんだんに使用した通常のLPとは異なり、テキストベースで構成されています。ブログやニュース記事のようなスタイルで、通常のLPよりも「広告らしさ」が少ないため、幅広いユーザーにアプローチしやすいです。

記事LPは、ユーザーの疑問や悩みに寄り添い、解決のために有効な商品(サービス)として自社のものを宣伝するスタイルが一般的です。

商品(サービス)の価値や完成までのストーリーなどを紹介していきます。商品(サービス)自体に興味がないユーザーに対しても、自然な流れで紹介・訴求することができます。

ただし記事LPは通常のLPと違い、商品やサービス自体を積極的に紹介するわけではありません。そのため最終的なCVを獲得するためには、記事LPのリンク先を通常のLPにしておくことが重要です。

記事LPと通常のLPの違いは「目的」

通常のLPと記事LPの大きな違いは、ページを作成する「目的」です。

通常のLPはサービスや商品の良さ、メリットなどを伝えることによって行動(購入や問い合わせなど)を起こさせることを目的としています。記事LPは、ユーザーの悩みや疑問に寄り添い、それらを自社の商品やサービスによって解決できるという、商品やサービスの価値を理解させるのが主な目的です。

また、記事LPと通常のLPではターゲットとするユーザー層が異なります。通常のLPは、すでに商品(サービス)に対して多少の知識があり、購買意欲もある人が対象です。

記事LPは商品(サービス)のことをあまり知らず、場合によっては悩み自体に気付いていないようなユーザーが対象です。そういった特徴から、記事LPは通常のLPの前段階のものと言って良いでしょう。

なお、通常のLPについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
11月制作記事「lp 導線」

記事LPを導入するメリット

ここからは、通常のLPとは別に「記事LP」を導入するメリットについて解説します。

購買意欲が低い層にアプローチできる

記事LPの最大のメリットとして、購買意欲や商品(サービス)にあまり興味がない人に対してもアプローチをかけられる点が挙げられます。

通常のLPでは、商品(サービス)に対しての興味・購入意欲が低いユーザーへのアプローチができません。広告色が強く、ベースとして「購入を検討している人」をターゲットとした構成で作られているためです。

しかし、記事LPは潜在的な悩みや疑問を持っている人に対して、「自分が悩んでいることに気づかせる」ことができる内容となっています。本人に気付きを与えることからユーザーへの商品(サービス)教育をすることができる状態を作るのも、記事LPならではのメリットと言えるでしょう。

広告らしさがないため抵抗感がなくなる

ユーザーの中には、極端な「広告らしさ」を嫌う人がいます。通常のLPの場合、すでに商品やサービスに対して興味がある人を対象にしているため、全体的に商品そのものを訴求している面が強くなります。

一方、記事LPはユーザーの悩みや疑問に寄り添った内容となるため、広告らしさが抑えることが可能です。ブログやニュース記事を読むように、ユーザーは抵抗なく読み進めることができます。

また、「自分と関係がある」「自分の悩みや疑問を解決できるかもしれない」と思わせることで、より前向きにさせることができるのも、記事LPのメリットです。

購買プロセスを省略できる

一般的な購買ブロセスには、次のような流れがあります。

1.商品を知る・興味を持つ
2.商品について調べる
3.商品をいくつか比較する
4.購入する

記事LPは、これらのプロセスを構成に盛り込むことができるため、商品(サービス)のCVにつなげやすくなります。

加えて、商品の価値やストーリーを伝えることができることから、通常のLPを使うだけの手法よりもCV率を上げやすいのが特徴です。

効果的な記事LPを作るときのポイント

自社により効果的な記事LPを導入するために、構成やポイントについて押さえておきましょう。

記事LPは、主に以下のような構成が一般的です。

悩みの提示
原因の提示
解決策を紹介
商品を具体的に紹介

この中でも「悩み・原因の提示」に力を入れることで、ユーザーに寄り添うような記事LPが作成でき、解決策としての商品(サービス)を紹介しやすくなります。

次に、記事LPをより効果的なものにするためのポイントを紹介します。

1.ペルソナを設定しておく

まずは、ペルソナの設定です。ペルソナとは、簡単にいうとターゲットとなる人物像のことです。自社が想定するターゲットの年齢や性別、職業や家族構成、価値観や趣味、休日の過ごし方などのライフスタイルまで細かく設定します。

また、どんなことに悩み、どうなりたいと思っているかなども設定しておくことで、実際のターゲットに対して訴求力の高い記事LPを制作することができるようになります。

逆にペルソナ設定が甘いままになると、本来のターゲットへの訴求がうまくいかなくなるケースもあります。

2.トーン&マナーを統一する

トーン&マナーとは、語尾を「です・ます調」もしくは「だ・である調」に整えることや、ターゲットにしたいユーザーに適した言葉選びをすることです。

記事LPの掲載先となるメディアの雰囲気を壊さないようにし、写真やイラスト、LP自体のデザインも気をつけなければなりません。

雰囲気が大きく異なればユーザーに混乱を与えるだけではなく、途端に広告らしさが出て敬遠されてしまいます。

3.訴求力のあるタイトルと記事内容にする

記事LPは、読まれなければ意味がありません。ユーザーに「読みたい」と思わせるようなタイトルと内容にする必要があります。ここでは主なポイントとして、以下の6つを紹介します。

・漢字、ひらがな、カタカナのバランスは2:7:1を意識する
・タイトルはフレーズを2つに分ける
・商品を売り込みすぎない
・内容の文字数は1,500字程度が理想
・具体的な名称を繰り返し使う
・改行を多めに使う

これだけでもすべてを実行するのは難しいかもしれませんが、ひとつひとつ丁寧にクリアしていきましょう。自社の商品(サービス)や自分に合ったライティングで、自然に読めるような内容を心がけることが成果につながります。

4.ユーザーが求める情報かどうかを優先する

記事LPは、ユーザーの悩みや疑問に寄り添い、解決策として自社の商品(サービス)を提案するものです。しかし、それはあくまでも自社側の話であり、ユーザーは自分が求める情報でなければ興味を持ちません。

自社が伝えたいことより、ユーザーの求めるものを追求すれば、結果的には自社の利益につながります。ただし、広告色を抑えすぎると記事LP自体の意味がなくなってしまうため、伝えたいこととユーザーにとって有益なことの、情報量のバランスが大切であることは理解しておきましょう。

5.客観的なデータで信頼性を上げる

いかに商品(サービス)が素晴らしいものだとしても、客観的なデータや信頼性のある情報でなければ、ユーザーは不安を感じてしまいます。

口コミや第三者機関の調査結果、場合によってはライター情報(どんな人物が書いたのか、書いた人の専門性など)を載せましょう。それにより信頼性が向上し、ユーザーの購買意欲も高まります。

まとめ

今回は、記事LPの役割や通常のLPとの関係性について解説しました。

ユーザーのニーズや流行は、変化し続けています。商品(サービス)の価値や完成までのストーリーは多くの人の心を打ち、その結果がCV率向上につながることは往々にしてあるため、記事LPの導入を検討してみてはいかがでしょうか。