Google広告とは、Google社が提供するWeb広告サービスのことを指します。
Google広告には「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「YouTubeで配信される動画広告」があり、プロモーション・商品サービスの告知・認知度の向上を見込んで多くの企業が活用しています。
今回はその中でも、「リスティング広告」に焦点をあて、解説したいと思います。
Googleのリスティング広告の特徴とは
Googleのリスティング広告の特徴は、主に以下の通りです。
掲載場所について
Googleリスティング広告の掲載場所は、基本的にGoogleの検索結果画面内です。
検索画面の目立つ箇所に広告を掲載できるので、出稿するキーワードをしっかりと練り込めば高い集客効果が見込めます。
オークション制について
Googleリスティング広告の出稿はオークション制が採用されています。
「出稿キーワード」と、「1クリックに対する支払い可能な上限金額」を設定し、基本的には、入札金額の高い人が目立つ場所に広告を掲載することができます。
ただし、広告の内容など、ユーザーのニーズを満たすことができるかどうかなどの要素も加味されるため、必ずしも入札金額のみが基準となるわけではありません。
クリック課金について
クリック課金制は、クリック数によって広告費用が決定します。
具体的には、「設定した1クリックあたりの単価×クリック数」で計算されます。
1日や通算での上限金額を設定することもできるので、そのクリック数に到達した際は、広告の配信を自動的にストップすることもできます。
細かいターゲティングができる
Googleリスティング広告の特徴として、細かくターゲティングができることも挙げられます。
● 男性や女性ユーザーだけに配信する
● 30歳以上のユーザーに配信する
● 東京都以外に在住のユーザーに配信する
● 自動車に興味を持っているユーザーに配信する
などといったように、オーディエンスの選定を詳細に行えるため、配信したいユーザーに対して最適な広告を届けることができます。
Googleリスティング広告を出稿するプロセスは?
Google 広告を出稿する場合の具体的なプロセスを紹介します。
アカウントを作成する
まずは、Googleアカウントを開設しましょう。
アカウント作成にあたっては、「メールアドレス」と「サイトのURL」が必要です。
Google広告の公式ページから、「今すぐ開始」ボタンを押し、必要な登録情報を入力します。
キャンペーンを作成する
次に、キャンペーンの作成ページに必要項目を入力します。
キャンペーンで達成したい目標を選択する際に、その目標達成に役立つ機能が表示されるので、何をどのように設定するべきかがはっきりとわかる仕様になっています。
ターゲットを選定する
ターゲットの選定は配信先地域や、オーディエンスカテゴリから設定することができます。
オーディエンスカテゴリは選択式ですので、「家族向け」「独身」など最適と思われる項目を選び、ターゲットを絞り込みましょう。
予算を設定する
続いて、予算と入札単価の設定を行います。
1日あたりの平均費用を入力しますが、トラフィックの変動・広告の投資収益率の向上により、1日に消化する費用が入力した額を超える可能性は十分にありますので、あくまで平均費用だということを念頭に置いておきましょう。
また、入札単価の設定に関しては、重点をおきたい指標を選ぶことができ、仮に「コンバージョン値」を選択した場合、コンバージョン数が最大になるような入札の戦略が自動的に行われます。
そのほか、「コンバージョン値」「クリック数」「インプレッションシェア」などといった指標が選択可能です。
広告オプションを入力する
広告オプションとは、広告文の他にテキスト・リンク・電話番号などの表示が行える機能です。
キャッチコピー・アプリへの誘導・商品の詳細情報、などといった要素を広告に上手に盛り込むことで、画面占有率が向上しクリック率にも好影響を与えます。
広告グループ・ キーワードを選定する
キャンペーンの下の階層である、「広告グループ」の設定を行いましょう。
まずは、広告グループの種類を決定します。
この際に「標準」を選択すると、指定したキーワードに基づいた配信が行われるようになります。
一方「動的広告」を選択すると、指定したウェブサイトのコンテンツや関連性をGoogleが抽出し、自動でそれに基づいた広告文を作成して配信してくれます。
動的広告は、運用担当者の負担を減らす際には最適ですが、日本語的におかしな表現や、本来出稿したくないキーワードで配信されてしまう可能性もあるので十分に注意しましょう。
また、キーワードに関しては、ターゲットにしたいユーザーが検索するであろう単語を入力します。
月間でユーザーが検索する回数、すなわち「検索ボリューム」などを加味しつつ、キーワードを選定すると良いでしょう。
広告を作成する
実際に、検索結果画面に表示される広告の作成を行います。
入力する項目は以下の通りです。
● 最終ページURL (ユーザーが広告をクリックした後に遷移するページ)
● 広告見出し (広告のタイトルを30文字以内で入力)
● 説明文 (見出しの下に表示されるテキスト)
広告見出し・説明文は、クリック率を大きく左右します。
自社の強みをしっかりと訴求できるテキストを設定しましょう。
入稿・広告審査
上記のプロセスをこなし、広告の入稿作業は完了します。
広告見出し・説明文・キーワード・支払い情報などに審査が入り、問題がなければすぐに配信が開始されます。
リスティング広告の費用はどのように決まる?
Googleのリスティング広告は、最低出稿額が決まっていないことも特徴の一つです。
自由に出稿額を設定でき、予算の調整はいつでも可能なので、まずは無理のない額でスモールスタートすることもできます。
また、目標CPA(顧客獲得単価)が既に決定している場合、獲得したいコンバージョン数と掛け合わせた数字が必要な予算となります。
例えば、目標CPAが6,000円で月に80件のコンバージョンを獲得したい場合、月の運用予算は480,000円(6,000円×80件)となります。
Googleのリスティング広告における6つのコツとは?
対象外キーワードを選定する
キーワードに設定している語句と部分的に一致しているが、意味が異なるものや、自社とは関連性が低いワードを「除外キーワード」として設定することが可能です。
対象キーワードと同時に対象外のキーワードもしっかりと設定しておくことがリスティング広告の効果を高める上では非常に大切です。
キーワードプランナーを活用する
Google社が提供する「キーワードプランナー」というサービスを活用すれば、キーワード調査を無料で行うことができます。
自社サービスと関連性の高いキーワードを選定してくれたり、該当キーワードの検索数を確認できたりなど、キーワードを選定する際に非常に役立つため、重宝できるツールです。
Googleリスティング広告を運用する上で非常に親和性が高く、信頼できるサービスと言えます。
リマーケティングリストを設定する
「リマーケティング」とは、一度自社サイトに訪れたユーザーをターゲットとし、広告を出稿する方法のことを指します。
再度興味喚起を実施し、コンバージョンまで導くことが目標です。
リマーケティングに使う「リマーケティングリスト」は自身で作成したもの、Google 広告で自動生成されたもの、どちらも利用することができます。
広告表示オプションの活用
広告表示オプションが多いほど、広告ランクは高まりやすくなります。
ユーザーが広告から得られる情報を多くすることができるので、ぜひ積極的に活用して欲しい機能です。
商品・サービスのキャッチコピー・アプリへの誘導・商品の詳細情報を上手に盛り込み、クリック率の向上を狙いましょう。
広告表示オプションは主に以下の通りです。
● 住所表示オプション
● アフィリエイト住所表示オプション
● 価格表示オプション
● アプリリンク表示オプション
● プロモーション表示オプション
● 販売者評価の広告表示オプション
レスポンシブ検索広告を活用する
レスポンシブ検索広告とは、見出しや説明文を複数設定して、ユーザーのデバイスごとに最適な組み合わせで広告を表示してくれる機能です。
サイズや外観などが自動的に調整されるので、広告を見やすくなりクリック率の向上も狙えます。
DSAを使用する
DSAとは、「動的検索広告」と呼ばれ、リスティング広告において欠かせない機能の一つです。
DSAを活用すると、キーワードの選定・広告制作・出稿までの全てを自動で実施することができ、Google側が検索語句と関連性が高いと判断したページに対して、最適な広告文やLPを選定してくれます。
例えば、企業側で認識していない検索ワードに関しても、DSAを活用すれば十分にアプローチできる可能性が広がります。