LP(ランディングページ)の作り方は?5つのポイント

今回はLP(ランディングページ)の作り方について解説いたします。

ページの訪問者に商品・サービスの便益を訴求し、CV(コンバージョン)へと導くために利用されるLPですが、その作成には、然るべき流れや注意するポイントが様々あります。

この記事でそれらについて詳しく解説いたしますので、今後マーケティングにおいて、LPの作成・運用を検討している方々はぜひ、参考になさってみてください。

そもそもLP(ランディングページ)とは

LPとは、ユーザーが広告をクリックした際に表示される、1枚の縦に長いWebページのことです。

通常のホームページ(Webサイト)は、複数のページで構成されており、目的も、企業案内・商品の紹介や販売・認知拡大・ブランディング・それらにまつわるブログ記事など、幅広いものですが、一方、LPは訪問してくれたユーザーに対し、商品・サービスの良さを訴求し、購入・資料請求などのCV(コンバージョン)へと導くことが目的です。

それぞれ目的と性質が異なるため、LPから他のサイトやページへリンクを設置することはほとんどなく、それも特徴として挙げられるでしょう。

LP(ランディングページ)の作り方

LPは主に以下の道筋を経て、作成されます。

成果の出るLPは、これらの工程が非常に重要ですのでしっかりとおさえておきましょう。

目的の決定

まずはLPを作る「目的の決定」です。

例えば「to C」の商品・サービスであった場合、

● 商品の購入
● 会員登録
● 資料請求
● メルマガ登録

などへ、ユーザーを導くことが目的となります。

商品・サービスにまつわる写真や情報を分かりやすく載せ、ユーザーに便益(ベネフィット)が十分伝わるように配慮することを念頭においておきましょう。

ペルソナの分析

目的が定まったら、LPに訪問してほしい見込み客を具体化します。

その際は、見込み客のモデルとして、「ペルソナ」を作成すると良いでしょう。

ペルソナとは、「商品・サービスを利用して欲しいユーザーを具体化した人物モデル」のことです。

名前・年齢・性別・居住地・職業・趣味・家族構成・収入・よく利用するSNSなど、人物像を極力細かく設定し、そのペルソナから、「見込み客は何に悩み、どのような状況下でLPに訪れるのか」 をしっかりと分析します。

ペルソナをどう設定するかにより、訴求方法やページのデザインそのものが全く違うものになるのはいうまでもなく、ページ作成後にPDCAサイクルを回す際も、改善の方向性が変わるため、この工程は極めて大切です。

ワイヤーフレームの構成

次のステップはLPの構成を決めること、すなわち「ワイヤーフレームの構成」です。

訪問者に何かアクションを起こしてもらう際、ページ内容の順番や構成は非常に重要な要素となります。

例えば、大まかな例として

1. ファーストビュー
2. キャッチコピー
3. キャッチ(メイン)画像
4. CTA
5. 導入実績
6. 利用者の声・口コミ
7. クロージング
8. CTA
9. お問い合わせフォーム

などといった具合に、「ホームページ内の設計図」をしっかりと作成しましょう。

コンテンツ作成

4つめのステップとして、いよいよコンテンツの作成に入ります。

上の項目で構成したワイヤーフレームをベースに、それぞれのコンテンツを作りあげていくわけですが、以下、特に注力すべきデザイン・コーディングのポイントをまとめました。

デザイン

デザインを行う上で重視するべきなのは、最初に設定したペルソナをベースに構想を練ることです。

設定したペルソナが、「興味を持ちたくなる」「その先を読みたくなる」ことを重視して、デザインに落とし込む必要があります。

その際は以下のポイントをに注力しましょう。

● 写真を上手に活用し、ビジュアルイメージをユーザーに植え付ける
● 文字・写真の間隔は統一させ、美しく見せる
● フォントに変化を与えて、サイト全体にメリハリをつける
● 文章によって、フォントの色や太さを変える

コーディング

コーディングを行う際には、まず初めに「どのサーバーを利用するか」を決めたのち、「LPのURL」「問い合わせがあった際に通知がくるメールアドレス」「問い合わせ後にユーザーに届くメール文」を決定・作成しておく必要があります。

次の項目でも詳しく述べますが、公開後の効果測定や運用の際に、編集・修正が簡単にできるよう、コーディングしておくことも重要です。

公開後の運用・改善をしっかり行う

LPは公開してすぐ成果が目に見えるわけではありません。

どう運用していくかが鍵を握ります。

LPを公開してから、その都度結果を見つつ、試行錯誤を繰り返し、良い反響が出るようにチューニングしていくことが重要です。

LP(ランディングページ)作成時の注意点

LPを作成する場合においては、以下の点に注意しましょう。

効果測定・改善を欠かさない

上の項目で少し触れましたが、効果のあるLPとして運用するには、試行錯誤を行いブラッシュアップを行う必要があります。

これを、LPO(Landing Page Optimization)と呼びます。

LPOとは、LPの「効果測定・運用・改善」を意味する言葉であり、LPを運用する上では、LPOを繰り返しつつ、微修正を繰り返しながら反応を確認する必要があります。

LPは公開した段階では、まだ、「然るべき分析と構築にも基づいたもの」であり、あくまで仮説に過ぎません。

LPOの正しい施策としては、

● 最適なファーストビューの設定
● コンテンツの内容や表示順の考察
● 最適なCTAの配置
● 最適化されたエントリーフォーム
● ページそのものの表示速度向上

などが挙げられます。

便益(ベネフィット)の訴求に注力する

より多くのユーザーの目に留まり、成果をもたらすLPを作成するには、「便益(ベネフィット)」をしっかりと伝えられるようにすることが大切です。

便益の前に、商品の「特徴」の紹介に終始してしまうLPも少なくなく、それではなかなか求めている成果を出すことができません。

便益と特徴の一番の違いは、

● 便益:ユーザーが商品・サービスを利用することで、生活の中で生じる変化や向上する点
● 商品の特徴:提供する側が認識している商品・サービスの優れている点

さらに具体的な例を挙げると、

● (この商品・サービスを利用することで)これまでxxだったのがOOになる
● xxが治る
● 人からOOだと思ってもらえる

などといった具合に、すなわち、便益とは「商品・サービスの特徴によってもたらしてくれるもの」なのです。

LPを通してユーザーに伝えるべきなのは便益であり、もしページの内容が商品・サービスの特徴を伝えることにのみ終始している場合、そのLPは決して成果の上がるものとは言えないでしょう。

ユーザーが求めているのは商品・サービスの特徴ではありません。

便益を享受したくて、その商品・サービスを購入することを強く意識しておきましょう。

まとめ

以上、LPの作り方について解説いたしました。

より多くのユーザーをCVに導くには、ただ闇雲に作成して終わりではなく、然るべき流れにしっかりと沿って作成し、デザイン・コーディングなどにも配慮し、訴求する便益や効果測定の方法などにも正しく気を配る必要があるのです。

特に商品・サービスの特徴を案内することに終始してしまい、利用した場合に享受できる便益がユーザーに届かずに成果が現れないケースは非常に起こりがちなパターンですので、十分に注意しておきましょう。

ぜひこの記事を参考に、効果的で成果の上がるLPを作りあげ、最適な運用を実現してください。