LPO(ランディングページ最適化)とは?何を改善すればいいのか?

今回は、「LPO(ランディングページ最適化)」に関して解説いたします。

「LP(ランディングページ)」を作成・運用する上での一番の目的は、商品・サービスの便益を訴求し、CV(コンバージョン)に導くことですが、そのためにはLPO(ランディングページ最適化)を実施することが非常に重要です。

LPを最適な形で運用するため、ぜひこの記事を参考になさってください。

LPO(ランディングページ最適化)とは

「LPO(Landing Page Optimization)」とは、「LP(ランディングページ)」のコンバージョンをより多く獲得するため、最適化を図り改善を行うことを指します。

LPとは基本的に、「ユーザーをCV(コンバージョン)へ導くためのページ」のことです。

「CV」とは、サイト運営側が望む行動を取ってくれること、すなわち一般的には「問い合わせ」や「資料請求」などがそれにあたります。

従って、「LPO」は「ユーザーをコンバージョンに誘導するための改善策」を意味することになるのです。

LPOの主な施策としては、

● ページからユーザーが離脱しないようにする
● ユーザーが商品・サービスに関心を示してもらえるようにコンテンツを工夫する
● LPに訪問したユーザーがCVしやすいように改善する

などが該当します。

LPO(ランディングページ最適化)の進め方

LPOに取り組む上では、様々な重要なステップが存在し、それらを的確に行う必要があります。

具体的な進め方を以下で解説いたします。

現状・改善すべきポイントの把握する

まずは、LPOに取り組む前に、LPの現状と改善点をしっかりと認識しておくことが重要です。

LPの現状を把握する際には、GoogleアナリティクスやSearch Consolなどのアクセス解析ツール、もしくはヒートマップツールなどを活用すると良いでしょう。

アクセス解析ツールを利用すれば、「流入が多いWebページ」「離脱が多いWebページ」、
ヒートマップツールでは、「LPに訪問したユーザーの行動」「ユーザーが多くクリックした箇所、よく読まれた箇所」などを確認することが可能です。

これらを把握しておけば、LPの持つ課題が浮き彫りになります。

これらの課題に対し、適切な施策を考えることがLPOの第一歩です。

LPに訪れているユーザー層が想定と違った場合は、ペルソナを設計する段階から見直す必要もあるでしょう。

KPIを設定する

改善するべきポイントが明確になったら、LPOの「KPI」(企業・組織が目標を達成するために行う日々の行動指標)を設定しておきましょう。

CV数やCVR(訪問したユーザーのうち、CVに至った割合)、PV(ページビュー)などに対し、「CV数を0.2%向上させる」「CVR2%を達成する」などといった具合にKPIを設定することで、行うべき施策がより具体化されます。

課題への対策を実施する

次に課題を解決し、KPIを達成するための施策を実施します。

主に以下のような解決策が考えられます。

ページ表示速度の高速化

LPの表示速度はユーザーを離脱させないために重要な要素です。

LPにアクセスしてから表示に3秒以上かかる場合、ユーザーはストレスを感じて離脱してしまう可能性が非常に高まります。

ページの読み込み速度が遅い場合はユーザーを逃がしている恐れがありますので、高速化する施策を行いましょう。

ファーストビューの改善

ユーザーの滞在時間が短い場合は、ファーストビューを改善することで解消される可能性があります。

ページに訪問してから、自分が欲しい情報を獲得できるかどうかに関しても、ユーザーは3秒ほどで判断する場合がほとんであるため、その事実を前提に考えると、ファーストビューとされる画像やキャッチコピーにしっかりと必要な情報を折り込んでおくべきです。

CTAボタンの改善

入力フォームへと導くCTAボタンの配置にこだわることも、離脱率の改善に役立ちます。

前述した「ユーザーが多くクリックした箇所、よく読まれた箇所」などに着目し、LPに訪れたユーザーをスムーズにCTAボタンまで遷移できるよう、配置箇所を見直してみると良いでしょう。

PDCAを回す

LPOでは施策をして終わりではなく、効果測定をしっかりと行い、PDCAを回すことが大切です。

LPOの施策を行ったら、離脱率・CV率などの数値の推移を測定し、成果がしっかりと出るまで改善を繰り返す必要があります。

LPOにおけるPDCAを回す際、A/Bテストを行うのも良策です。

例えば、ファーストビューの画像やCTAボタンの色・テキストなどを2パターン用意し検証することで、より効果が高いものを選び出すことができます。

さまざまな角度から検証を行って施策を行い、CV数が向上した場合、そのLPOの施策は成功ということになりますが、一方、数字が悪化してしまった場合は、改めて仮説を立て直し、別の方法でLPOを実施するようにしましょう。

LPO(ランディングページ最適化)で重視する2つのポイント

続いてLPOにおいて重視するべき2つのポイントを解説します。

LPに訪問するユーザーは、「即断即決」をする傾向にあります。

従って、離脱させずにCVへと導くには相応の工夫が必要です。

これまで述べきた内容とも重複しますが、大事な要素ですのでしっかりと覚えておきましょう。

表示のストレスを軽減

前述した通り、LPにおいて表示速度は非常に重要です。

表示速度を向上させて、ユーザーにストレスを感じさせず、離脱率の低下を図るようにする施策は、CV率の向上にも直結します。

LPの表示速度を改善するには、画像のサイズや容量を縮小(ファイル形式の変更など)したり、CSSやJavaScriptを書き換えたり、などの方法が考えられます。

また、昨今のWEBサイトはスマートフォンでの閲覧に対して最適化が図られていることがほとんどです。

この最適化は「モバイルフレンドリー」と呼ばれますが、LPを運用する上でもページをモバイルフレンドリー化しておき、スマートフォンでの閲覧に備えておきましょう。

ファーストビューを重視する

こちらも前述の通りですが、LPにおけるファーストビューは非常に高い重要度を占めます。

ユーザーがLPを訪問した際に、パッと一目である程度の情報が入ってくるように構成されていることが望ましいため、下までスクロールしないと、商品・サービスの要点が把握できない場合は改善が必要です。

ユーザーにLPのファーストビューの情報で関心を持ってもらえれば、その先をスクロールして更に細かい内容をチェックしてもらえる可能性が一気に高まります。

そのためには、「ターゲットとなるユーザーの心理をつくようなキャッチコピーの作成」「前後の文章や、見た目などにより、CVの意欲をそそるようなCTAボタンの設置」など離脱率を低下させ、CV率を向上させる有効な手段を施す必要があるのです。

まとめ

以上、LPO(ランディングページ最適化)について解説いたしました。

LPOを行う上では、しっかりと現状を把握し、課題を明確にしておくことが重要です。

それらをKPIに落とし込み、然るべき施策を行い数字を追うことで、自ずとLPOは成功へと向かうことでしょう。

ページ表示に対してのストレスをなくすことや、ファーストビューに重要な情報をまとめることなどを強く意識し、潜在層の顧客に対し、十分なアプローチが実現できれば、CV数の向上が見込めるはずです。