今回は「記事LP」について解説いたします。
通常のLPとの違いについてや、作成する際のポイントや注意点、いかにして効果を出すかなどについてまとめましたので、マーケティングを行う上でぜひ参考になさってみてください。
LPとは記事
記事LPとは、読み手のユーザーから共感を誘い、購入へと導く記事型のLP(ランディングページ)のことを指します。
以下で詳しくポイントを解説いたします。
通常のLPと記事LPの違い・特徴
通常のLPと記事LPとの一番の違いは、「流入元」と「コンテンツ」です。
流入元について
通常LPの場合、主な流入元として、「リスティング広告」もしくは、「SNS広告」などが挙げられます。
自らの意思で検索したり、もしくは過去の検索内容から表示されるリターゲティング広告から訪問したりなど、LPが訴求したい内容を課題として持つユーザーが収集される傾向にあります。
一方、記事LPの場合、メディア上の記事・ニュースなどといったコンテンツの中に表示される広告、すなわち「ネイティブ広告」がメインの流入元になります。
従って、訪問してくるユーザーは「商品に興味を持つ前の潜在層」が多くなるのです。
コンテンツについて
コンテンツに関しても、通常LPは、「商品の魅力や商品を購入した際に得られるベネフィット」「その権威づけとなりうる根拠」など、商品をアピールする要素が多く盛り込まれています。
一方、記事LPは、ユーザーが抱える悩みが中心です。
悩みの原因や解決策の提示など、ユーザーの心中に寄り添った内容になっている場合が多く、コンテンツを読み進めるうちに少しずつ商品への興味・関心を高められるような構成になっているケースが多いです。
記事LPを作成する上でのポイント
記事LPを作成する上でのポイントを「構成」「ライティング」の2つの側面から、解説いたします。
構成に関して
記事LPで重要なのは、「ユーザーに自身が持つ悩みを改めて自覚してもらい、その悩みが解決できそうだと思ってもらうこと」です。
すなわち、その悩みの解決策として、商品・サービスを提示することを前提として構成を考えます。
記事LPに流入したユーザーに対し、商品・サービスへの理解を促さないまま、一方的に便益を伝えるような構成は、決して親切だとは言えません。
結果として、記事LPから離脱させてしまう理由になってしまいます。
記事LPの構成を練る上では、以下のポイントに注意すると良いでしょう。
1. 根底に抱えている悩み・欲求をユーザー自身に気づいてもらう
2. その悩み・欲求に対する解決策の提示
3. 解決を果たしてくれる商品・サービスの提案
4. 商品の独自性や限定性を提示
5. 購入を促す
この順序を原則として、正しくサイトを構成できれば、「商品に興味を持つ前の潜在層」に購入を促すことができるはずです。
ライティングに関して
ライティングは記事LPにおいて特に、高い知識とテクニックが要求される要素ですので、ポイントをしっかりと理解しておく必要があります。
画像や図を適度に使う
記事LPの文章中には、適度に画像や図を含めると良いでしょう。
文章ばかりのコンテンツだと読者に飽きられてしまう恐れがあります。
アクションを起こしてもらう前に離脱させてしまわないように工夫することが大切です。
重要な箇所への文字装飾
自社商品の便益などの重要な箇所には、文字装飾を施すのがおすすめです。
文字が装飾されていることで、読者の目により留まりやすくなる上に、流してサイトを閲覧している読者に対しても重要な箇所をアピールできるきっかけになります。
文字色を変えたり、太字にしたりなど、しっかりと認識してもらえるように配慮すると良いでしょう。
信憑性を高める
信憑性を高めるための工夫も非常に重要です。
例えば、
● 公的機関のデータを利用して、情報を確かなものとする
● 利用者など、第三者の導入実績や口コミを掲載する
● 文章内に、数値や実績を折り込む
など、情報の信憑性や権威性を提示することで、商品・サービスのメリットや優位性を認識してもらいやすくなります。
信憑性を高めるような要素は、記事LPにおいて必須と言って過言ではありません。
デザインに関して
記事LPで成果をあげるには、LP全体のデザインに関しても気を配るべきです。
記事LPは広告っぽさが少ない特色を持ちますが、その要素を活かし、例えばCTAボタンは、文字・色に配慮した上で、ユーザーが途中で離脱しないようにページの末端以外にも複数箇所に設置する、などさりげなく工夫を凝らすと良いでしょう。
また、クリック率の向上を見越して、前後の文脈に合わせて、「詳細をチェックする」「サンプルを試してみる」など、CTA内の文言を変えるのも効果的です。
差別化を図り、より成果を生み出すには?
記事LPで成果をあげるためには、以下のポイントをしっかりとおさえておくと良いでしょう。
タイトルは30字前後に設定し、数字や記号にも気を配る
まず、記事を読んでもらうためにはタイトルが何より鍵になります。
タイトルが魅力的でないと、そもそもユーザーに記事を読んでもらえません。
タイトルをつける際のコツとしては、
● 文字数は短すぎず長すぎないように設定(SEO的にも30文字前後がベスト)
● 「!」や「?」などの記号を使い、インパクトやメリハリをつける
● 2つのフレーズを組み合わせるなど、リズムの良さや理解しやすさを重視する
● 数値や具体例を含め、信憑性を付随させる
などが挙げられます。
アイキャッチ画像を工夫する
見出しや文章はもちろん、アイキャッチ画像にもこだわることで反応率を上げることができます。
記事の内容に相応しいものを設定し、さらにカラーに変化を与えたり、文字を挿入することで、ユーザーの印象に残りやすくなるはずです。
統計データなど、記事内容の裏付けを掲載する
記事の内容が、ただ漠然としたものにならないよう、集計したデータなど、根拠も一緒に載せると良いでしょう。
それにより、ユーザーからの信頼度や信憑性が増す効果が期待できます。
リンク先はLPに設定する
ユーザーの「購入したい」という思いを掻き立てるには、十分に商品・サービスの魅力をアピールする必要があります。
そのためには、段落間にリンクを設定し、LPを閲覧してもらう施策が効果的です。
記事LPは、あくまでユーザーに共感してもらうことが最大の目的であるため、ユーザーが商品・サービスの情報をしっかりと入手できるよう、LPを見てもらう流れを作ると良いでしょう。
効果が出るまでPDCAサイクルを繰り返す
当然ですが、一回で高品質な記事LPを作成するのは難しいものです。
成果を出すには、PDCAサイクルを繰り返し、ページをブラッシュアップしていくことを重視するようにしましょう。
それらを続けていく中で、感触のある反応を掴めるようになるはずです。
まとめ
以上、記事LPについて解説いたしました。
記事LPは、ユーザーの知りたいこと・困っていることがベースになっています。
従って特徴としては、「内容に共感を持ってもらいやすいこと」が挙げられるでしょう。
共感を持ってもらうことで、ユーザーは記事の内容を自分ごととして認識し、その商品・サービスへの深い興味、納得感を深められるようになります。
その結果、購入・資料請求などのCVへと繋がりやすくなり、記事LPの役割を十分に果たすことができるのです。
ぜひ、この記事を参考に記事LPによって、最適なマーケティングを展開なさってください。