【構成別】読みたくなるLPライティングの8つのポイント

LPを構成するコンテンツ作成において、ライティングはコンバーション率を上げるのに欠かせない要素です。コンバージョン率の高いLPを作るためには、ユーザーに刺さるコピーを書く必要があります。

ここではLPの基本的な構成を解説するとともに、項目別のコピーの書き方を紹介します。ユーザーの目を引くライティングがしたい方、LPの効果を高めるライティングについて知りたい方はぜひ参考にしてください。

LPの基本的な3つの構成

まずはLPの構成を3つのコピーに分けて解説します。

LPの構成が基本通りになっているか、以下の内容を踏まえて見直してみましょう。

キャッチコピー

LPが表示されたときに、一番はじめにユーザーが目にするコピーです。LPを読み進めてもらうのに、重要なポイントといっても過言ではありません。

ユーザーにLPの続きを見てもらうためにも、キャッチコピーでユーザーの心をつかむような文章を目指します。

ボディコピー

LPの本文であり、メイン要素です。ボディコピーでは、商品やサービスの説明文をわかりやすく、端的に書きましょう。

クロージングコピー

LPの最後を締めるコピーです。クロージングコピーでは、ユーザーを特定の行動へ促すための役割を果たす必要があります。

商品購入や申し込みの後押しができるようなコピーにしましょう。

LPの基本的な構成は以下の記事でも紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

【キャッチコピー】効果の高いライティングのポイント

キャッチコピーに必要なのはインパクトです。このLPには価値がありそうだとユーザーに思ってもらえるよう、キャッチコピーには興味を引くワードを詰め込みましょう。

ここでは、キャッチコピーのライティングで押さえたい4つのポイントを紹介します。

数字を用いる

キャッチコピーでは、具体的な数字を使って商品やサービスの信頼性を効果的に伝えるようにしましょう。

データや実績を示せば、インパクトがあり、商品に興味を持ってもらえる可能性も高くなります。

例としては「顧客満足度95%」「〇〇ランキング1位」など優れた商品やサービスであることをアピールするのが良いでしょう。

「○○するための5つの方法」「◯◯が成功した3つの理由」といったLPの全容がわかるキャッチコピーも、ボディコピーへのスムーズな誘導につながるためおすすめです。

メリットを伝える

キャッチコピーでユーザーの購買意欲を刺激するためには、商品の購入やサービスの申し込みにより、ユーザーがどんなメリットを得られるか伝えることが大切です。

キャッチコピーは短い文章で伝える必要があるため、商品やサービスの特徴をそのまま説明するだけでは、ユーザーの関心を引くことは難しいでしょう。

「おいしいのにカロリーオフ」「気になる体臭が消えた!」など、その商品を使って得られるメリットをわかりやすくまとめるのがおすすめです。

簡単にできることを伝える

どんな商品やサービスも、手間や時間がかかるものは敬遠されてしまいます。キャッチコピーでは簡単に使えること、試せることをアピールするのも効果的です。

「着るだけでスリム」「洗顔のあとに塗るだけ」など、難易度が低いことを示すキャッチコピーはユーザーの目を引きます。「申し込みは簡単3ステップ」といった具合に、前述した数字と組み合わせるのも良いでしょう。

新しさを強調する

新しい情報に興味を持つユーザーは少なくないでしょう。キャッチコピーの冒頭に最新の情報であることを示すワードを入れてみるのもおすすめです。

例えば、「20◯◯年版」「業界初」など、新しさを表現するワードを入れることで目新しさを強調することができます。

【ボディコピー】効果の高いライティングのポイント

ユーザーにLPを最後まで見てもらうためには魅力的なボディコピーが必須になります。自分がユーザーならどんなコピーに魅力を感じるか考えながら、書き進めていきましょう。

ここでは、ボディコピーをライティングする際のポイントを2つ紹介します。

端的でわかりやすい文章を心掛ける

ボディコピーは端的に、わかりやすく書くことを意識しましょう。

伝えたいことがまとまっていないと、無意識に長文になってしまうことがあります。冗長的な文章はユーザーを飽きさせてしまい、最後まで読み進めてくれない可能性があります。

また、わかりにくい文章は、ユーザーの疑問を増やしてしまうため要注意です。

コツとしては、最初に結論を書き、一文は短く区切ります。専門用語は使わずに、誰にでもわかる言葉を用いて商品やサービスを説明しましょう。

たとえ話を用いるのもおすすめです。たとえば枕のボディコピーを作成するとして、感触をわかりやすく表現したいなら「まるでマシュマロのよう」「焼き立てパンみたいにふっくら」など身近な食べ物で表せばイメージしやすくなります。

重要な箇所は装飾を施す

特に重要な部分は文字を装飾してアピールしましょう。太字にする、下線を引く、文字色を変更するなどして装飾すれば、ユーザーの目はその文字に惹きつけられます。

一方、伝えたいポイントが複数あるからといって、たくさん文字を装飾することは好ましくありません。何度も太字が出てくれば、重要なポイントがわかりにくくなります。下線ばかりでは読みづらさを感じさせてしまうでしょう。

商品やサービスの一押しポイントや、特に推したいメリットを伝える部分で、効果的に装飾を使いましょう。

【クロージングコピー】効果の高いライティングのポイント

クロージングコピーはLPの終盤に出てくる重要なコピーです。コンバージョン率を左右するコピーといっても過言ではありません。

商品やサービスの購入を迷うユーザーの背中を押す内容になるよう、2つのポイントを押さえながらライティングしましょう。

ユーザーが買わない理由をなくす

LPの終盤まで目を通してくれたユーザーは、商品やサービスに多かれ少なかれ興味を持ってくれているはずです。

クロージングコピーではいま買うべき理由をアピールし、ユーザーの迷いをなくしましょう。「期間限定」「いまだけ◯%オフ」「このページからの購入で特典付き」など、いま買うと得をすると感じさせるワードを含めると効果的です。

なお、キャッチコピーと同様に、クロージングコピーでも手軽にできることを伝えるのもポイントです。

「購入(申し込み)はたった1分で完了」など、手間がかからないことを付け加えておきましょう。

リスクがないことを伝える

商品の購入やサービスの申し込みを迷うとき、人はリスクを考えます。「買って失敗したらどうしよう」「本当に満足できる商品なのか」といったような不安を抱えることが多いようです。

クロージングコピーでは、ユーザーの不安な気持ちを払拭しましょう。効果的なワードとして「効果を実感できなければ全額返金」「30日間返金保証」などが挙げられます。

これらの一言があれば、ユーザーは「買ってもし失敗しても大丈夫そうだ」と安心できるのではないでしょうか。

まとめ

効果的なLPを作成するためには、ユーザーの目を引き、心をつかむ文章が必須です。キャッチコピーとボディコピー、クロージングコピーそれぞれが持つ意味を知り、各コピーの役割に沿ったライティングをしましょう。

最適なライティングができているLPなら、コンバージョン率の向上にもつながります。

キャッチコピーには具体性とインパクトが、ボディコピーにはわかりやすさと適度なアピールが必要です。ユーザーがLPの最後まで読み進めてくれたら、クロージングコピーで購入や申し込みの後押しをしましょう。